「小児在宅医療診療報酬の手引き 第4版」を発行しました
「小児在宅医療診療報酬の手引き 第4版」について
大阪小児科医会プライマリ・ケア部会在宅小児医療委員会
在宅医療の診療報酬は小児科医師にとって馴染みがなく、適確に算定することが難しいという状況があります。そこで、大阪小児科医会は、診療報酬算定の指南書として「小児在宅医療の診療報酬の手引き」を発行してきました。2012年初版発行以来、改訂を繰り返し、全国の多くの方々に活用していただいていました。そして、今年(2018年)6月には、平成30年度診療報酬改定に準拠した「手引き 第4版」を発行するに至りました。
新しい「第4版」は、以下のような特徴を持っています。
・平成30年改定を受け、模擬症例で 実際に算定し、レセプトも明示。
・算定が難しい在宅移行時、看取り例、きょうだい例についても詳しく説明。
・基礎知識(往診と訪問診療の違い等)の分かりやすい解説付き。
・トランジション問題や相談支援専門員など、重要事項をコラムとして掲載。
さらに、今版から巻末に索引を設け、読者の便宜を図りました。
小児在宅医療の診療報酬算定のためのエッセンスが詰まっております。大いに活用していただき、より多くの地域の小児科医師が在宅医療に参加し、地域でハンデイキャップを持ちながら懸命に生活している児を支援していただけることを切に望みます。
平成30年 6月 発行
編集 :大阪小児科医会プライマリ・ケア部会 在宅小児医療委員会
大阪小児科医会医業経営部会
発刊 : 一般社団法人 大阪小児科医会
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投稿日:2018/07/03