接種方法など

 

それぞれの予防接種には、適切な接種時期、接種回数、接種間隔などが決まっています。これらをぜんぶ覚えることは大変ですし、自分だけでしようと考えてもなかなかうまくいきません。そこで、かかりつけの小児科を決めて、普段からよく相談して、予定を立てることをおすすめします。

 

以下に、接種を始める標準的な年齢(月齢)順に、予防接種の名まえをあげておきます。その年齢になったら、できるだけ早く受けられるように準備しておきましょう。
・2か月:ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリ オ)ロタウイルス、B型肝炎
・5か月:BCG
・1歳:MR(麻しん・風しん)、水痘(2回)、おたふくかぜ、ヒブ(追加)、小児用肺炎球菌(追加)、四種混合(追加)
・3歳;日本脳炎(1期)(生後6か月から接種できます、かかりつけ医に相談して下さい。)
・4歳:日本脳炎(1期追加)
・年長クラス(小学校に入学する前年):MR(2回目)、おたふくかぜ(2回目)、三種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風)(5回目)、不活化ポリオ(5回目)
・9歳:日本脳炎(2期)
・11歳:二種混合(ジフテリア・破傷風)、髄膜炎菌
・13歳(中学1年生女子):ヒトパピローマウイルス(小学6年生から接種できます、定期接種は女子だけですが男子も必要なワクチンです)
・新型コロナワクチン:生後6か月から接種できます。新型コロナウイルス感染症の「罹患後症状(後遺症)」をできるだけ予防するために、ワクチンを接種しておくことが大切です。すでにかかったというお子さんもワクチン接種は必要です。

 

なお、以下のサイトには、予防接種に関するわかりやすい情報が満載です。ぜひ参考にしてください。
 
NPO法人 VPDを知って、子どもを守ろうの会 http://www.know-vpd.jp/

 

 予防接種   投稿日:2023/04/01