RSウイルス感染症 流行開始か

 

 大阪府感染症情報センターのHPによりますと、RSウイルス感染症の定点あたり報告数が2023年第7週(2/13〜2/19)以降4週連続で増加しており、第10週(3/6〜3/12)には0.52となっています. ブロック別では、三島、北河内、泉州、大阪市北部、大阪市西部、大阪市東部、大阪市南部などで多く、大阪市北部、大阪市東部、大阪市西部の病院の会員の先生方からは、2月前半より入院例があり、2月後半以降に増えてきているとの情報があります. RSウイルス感染症は、COVID-19流行以前は秋から冬にかけての流行でしたが、2021年は第21週(5月)、2022年は第29週(7月)がピークで、年々流行時期が早まっているようにみえます. 厚生労働省のホームページのRSウイルス感染症Q&Aも参考にして下さい.
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html

(プライマリ・ケア部会感染症対策委員会)

この記事は大阪小児科医会ISOP 327号(2023/3/17発行)に掲載されています。
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 未分類   投稿日:2023/03/17