乳幼児用ミックス離乳食(Spoonfulone スプーンフルワン®)についての注意喚起

 

 ネスレ日本株式会社の乳幼児用ミックス離乳食(Spoonfulone スプーンフルワン®)という製品が販売されました. この製品は、日本小児アレルギー学会のホームページにも記載されていますように、生後6か月以降の乳幼児を対象とした16種類の食物(鶏卵、牛乳、小麦、ピーナッツ、くるみ、ピーカン、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピ スタチオ、ゴマ、大豆、エビ、鱈、鮭、オーツ麦)のタンパク質 30mg ずつを含む食品です. 米国では乳幼児の食物アレルギーの発症予防を期待して販売されていますが、日本においてはそのような記載はなく離乳食とだけ記載され販売されています. 食物アレルギー発症などの事故が起こらないように、(一社)日本小児アレルギー学会、(一社)日本アレルギー学会、(一社)日本臨床アレルギー学会、(一社)日本外来小児科学会、食物アレルギー研究会から連名で注意喚起が10月8日に発出されました. 問題点などが紹介されていますので、ご確認いただき、ご使用の際は充分にご留意下さい.
「乳幼児用のミックス離乳食(Spoonfulone スプーンフルワン®)に関する注意喚起|お知らせ|一般社団法人日本小児アレルギー学会 (jspaci.jp)」( https://www.jspaci.jp/news/both/20211008-2901/ )

(プライマリ・ケア部会)

この記事は大阪小児科医会ISOP 311号(2021/11/19発行)に掲載されています。
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 未分類   投稿日:2021/11/19