新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に適切に対応しましょう

 

 連日、テレビや新聞等にてCOVID-19に関する情報が流れ、地域住民の方々にとっても日々不安と恐怖感が増大する状況となってきました. 私達小児科医にとっても他人事ではありませんが、地域医療を担う私達がするべきことは「正しい情報を提供し、適切に対応する」ことだと思います. 疾患の現状や対応法につきましては、厚生労働省はじめ日本感染症学会や日本環境感染学会など関係団体のHPで日々更新されています. また日本小児科学会は「新型コロナウイルス感染症に関するQ&A」を公表しましたのでぜひご覧下さい.

http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=326).

一方で、中国からの帰国者や感染対策に従事している家族を持つ子ども達が、いじめや転入学・登園拒否等不当な扱いを受けることのないよう配慮が必要です。文科省・厚労省がその対応などについてHPに掲載していますのでご参照ください.引き続き、地域の子ども達への適切な対応をよろしくお願い申し上げます.

(会長 松下 享)

 

この記事は大阪小児科医会ISOP 290号(2020/2/21発行)に掲載されています。
ISOP(Information Services for Osaka Pediatricians)は大阪小児科医会が会員向けに毎月発行しているニュース速報です。
小児医療・保健等に関する役に立つ情報、学会・集会案内を迅速にお伝えしております。

 

 未分類   投稿日:2020/02/21