インフルエンザ流行期に入りました

 

 すでに全国的には第45週(11月4日~10日)にインフルエンザの流行期に入っていましたが、大阪でも第47週(11月18日~24日)の定点あたり報告数が流行開始の目安としている1.00を上回って1.21となり、流行期に入りました. その後第48週に1.99、第49週に3.87と増加してきており、全国10,064の薬局が参加している薬局サーベイランス(抗インフルエンザウイルス薬によるインフルエンザ推定患者数)では、「12月の流行規模としては2009年の新型インフルエンザの流行以降最大となる可能性がある」とコメントされています.
 感染予防のために外出からの帰宅後にはうがいを励行し、他の人への感染を防ぐために、咳やくしゃみなどの症状がある時にはマスクの着用を心がけてください.

(プライマリ・ケア部会感染症対策委員会)

 

この記事は大阪小児科医会ISOP 288号(2019/12/20発行)に掲載されています。
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 未分類   投稿日:2019/12/20