麻疹患者が急増しています!

 

 大阪府では麻疹患者の報告が2019年(平成31年)に入って急増し、第1週から第6週までの報告数は46名と、2018年(平成30年)1年間の3倍以上となっています. あべのハルカス近鉄本店の従業員や買物客、大阪府済生会茨木病院の外来患者や職員などに集団感染が起こっており、今後も流行の拡大が懸念されております.

医療機関では、麻疹を疑って受診される患者は必ず受診前に電話等で連絡してもらいたいとアナウンスしています. また、麻疹が疑われる患者が来院される場合、他の患者と接触しないように個室管理とするのか、時間帯をずらして診察するのかをあらかじめ決めていますので、必ず事前に問い合わせてから受診するようにしましょう.

(プライマリ・ケア部会 感染症対策委員会)

 

この記事は大阪小児科医会ISOP 278号(2019/02/22発行)に掲載されています。
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 未分類   投稿日:2019/02/22