大阪市で子宮頸がん予防(HPV)ワクチンなどの接種期間を延長!

 

 この度大阪市では、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う国の緊急事態宣言等の影響により接種を遅らせている対象者に配慮して、定期予防接種の接種期間の再々延長を行ないました.
(https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000332147.html)
 令和2年4月7日~令和3年3月31日が接種期限となっている、ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、4種混合(DPT-IPV)、ポリオ、3種混合(DPT)、2種混合(DT)2期、MR(1期・2期)、水痘、日本脳炎(1期・2期)、子宮頸がん予防、高齢者肺炎球菌の各ワクチンが対象となっています.
(なお、BCGについては集団接種のため、別の措置が講じられています.
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000430668.html
 延長された接種期限は令和4年3月31日までで、この延長措置により、例えば現在高校1年生で子宮頸がん予防(HPV)ワクチンが未完了の方においては、高校2年生になっても令和4年3月31日までは接種が可能となります.
 今回の大阪市の措置が大阪府内全体で接種期間の延長措置が行われる端緒となることを切に望みます.

(プライマリ・ケア部会感染症対策委員会)

 

この記事は大阪小児科医会ISOP 301号(2021/1/22発行)に掲載されています。
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 未分類   投稿日:2021/01/22