会長挨拶
 
 

 東日本大震災で甚大な被害にあわれました皆様方に心からお見舞い申し上げます。

平成23年3月11日午後に発生した東北・関東沖大震災は東日本全域に甚大な被害をもたらしました。地震による被害に加えて大津波による被害、福島原子力発電所事故による放射線被害など、我が国の有史以後記録にない事態になっております。国を挙げての復旧活動も始まり、徐々にではありますがライフラインの整備に着手され、今後、長期にわたる支援活動が必須の事態です。
私共、大阪小児科医会としても物心両面からの支援活動をはじめております。

さて大阪小児科医会は平成23年度の事業をおこなうにあたり役員の改選をおこないました。新たに11名の新理事が就任され、23年度・24年度の各種事業を従来にも増して活発におこないたいと考えております。子ども達を取り巻く状況とくに小児医療を取り巻く環境は非常に厳しく、橋下知事の公約「子ども達が笑って育つ大阪」というキャッチフレーズももはや目にしなくなってしまいました。しかしながら私共大阪の小児科医は、普段の診察室での診療、園・学校での活動、診療以外の地域における活動そして学会活動などを通じて、府民の皆様の御協力をいただきながら大阪の小児医療の発展のために小児科医会一丸となって頑張っていきたいと思います。
御協力の程よろしくお願い致します。

(平成23年3月29日)
社団法人大阪小児科医会会長 小川實
閲覧の皆様へ
 社団法人大阪小児科医会の生い立ちと現在の活動の概要を紹介します.

 大阪小児科医会は昭和49秋から設立のための準備会を経て、昭和51年9月25日に総務、学術、地域医療、健保、広報の各委員会で発足しました.当会の目的は「大阪府内において小児とその家族に最も親しく接する医師が、小児医学の研鑽に努め、専門的立場に立脚して小児医療の向上、小児保健および福祉の充実、普及を図りもって小児の健全育成に寄与すること」と一般の方には多少とも馴染みくい文が用意されましたが、実際の活動はあとで述べるようなものです.その後各委員会は整理統合され、総務、学術、プライマリ・ケア、情報、広報、勤務医の各部会と改称され、部会の事業は発展していきました.その結果、医会の公益的事業は内外に高く評価されところとなり、平成3年8月に社団法人大阪小児科医会として承認され現在に至っています.平成15年4月からは総務、学術、プライマリ・ケア、情報広報、小児医療経営、勤務医の各部会に再び整理統合され、平成17年4月からは救急部会が新たに新設されています.
 以下に歴代の会長を紹介します.

初 代

(昭和51年〜平成 2年)

安達雅彦会長

2代目

(平成 2年〜平成10年)

川田義男会長

3代目

(平成10年〜平成15年)

岡本健治会長

4代目

(平成15年〜平成17年)

大林一彦会長

5代目 (平成17年〜平成21年)

蔭山尚正会長

6代目 (平成21年〜     ) 小川 實

 各部会の活動を紹介します
 総務部会は700名近く在籍する会員との連絡を取り、開業されている先生や勤務されている先生の状況を常に把握する仕事をしています.
 学術部会では小児医療について最新の知識や話題の問題を取り上げ、その分野の先駆者を講師に招いて年に5回の学術集会(講演会)を開催しています.そうのうち夏に行われる集会は談話会として医療および保育・小児福祉関係者の参加を呼びかけ、大阪地域における小児保健および福祉の充実を図っています.
 プライマリ・ケア部会ではインフルエンザや麻疹といった小児にとって重要な感染症の情報を交換するサーベイランス事業というものを実行したり、予防接種が小児に不利益のないよう実施されるように情報を流したり、小児医療や保健に関係するポスター、パンフレットなどを作成しています.さらに年に一回保育サービス付きの市民公開講座を開催し、内容とともに子育て支援をサポートしています.ほかにも沢山の活動をしていて、子どもの生活や育児にもっとも身近な仕事を実行しています.
 情報広報部会は年に4回の会報を発刊し、小児科関係の情報や会員の活動を報告しています.さらに会員専用のISOPという速報ニュースを毎月発行して、会員に迅速な小児科関係情報を流しています.またこのホームページの企画、作成も担当しています.
 小児医業経営部会は小児科医療機関の経営が潤滑に出来るような情報を入手、提供し、同時に少子化の問題にも取り組んでいます.さらに実際の小児医療の現場で家庭の医療費負担が少なくてすむように行政や関係の機関に働きかけをしています.
 勤務医部会は勤務小児科医の立場で考えた問題点を取り上げ、小児医療、福祉に関連した社会活動をしています.最近では特に障害者の医療に取り組んでいます.
 救急部会は問題とされている小児救急について、いろいろなところで議論されまとまりのつかなかった事柄を小児科医の立場からまとめ上げ、完成度の高い小児救急が実行されるよう活動しています.大阪府の小児救急電話相談事業の開始時には、医会全体で全面サポートして事業の運行を助けました.

 以上が概要です.大阪小児科医会の活動をご支援下さい.またこのホームページをはじめ、医会の活動、情報をこれからも遠慮なくご利用下さい.

(情報広報部会 担当副会長 武知哲久)